その名の通り「イチョウ並木」に由来した町名です。
甲州街道のイチョウ並木、植えられたのは1927年のこと。大正天皇のお墓である「多摩御陵」の造営を記念してのことでした。
町域には、かつて「京王御陵線」が通っていました。中央線のアンダーバスがそのルートで、交番のあるあたりに「武蔵横山駅」がありました。
甲州街道には路面電車(武蔵中央電気鉄道)が通っていて、同じ場所に「横山駅前駅」がありました。いずれも戦後を待たずして廃止されました。
武蔵中央電気鉄道はわずか10年ほどの運行でしたが、当初は、八王子から所沢を経由して大宮に至る路線と、立川の砂川から田無を経由して目白に至る路線を計画していたということですから、じつに壮大ですね。
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