子供の頃、「まんが日本昔ばなし」が大好きで、今でもYouTubeでよく観ています。そのなかに「徳利亀屋(とっくりかめや)」というお話があります。
江戸時代のこと、麹町の呉服屋「亀屋」の主人は、とある老人から、不思議な徳利をもらい受けました。徳利には入り込むことができて、全国の景勝地を見て回ることができました。
天橋立、日光、松島と見物をして、ふと気づくと桑畑の中に立っていました。近所の人に尋ねると、ここは八王子であるといいます。
麹町に戻ってみると、店も屋敷も跡形もありません。茫然自失となった亀屋の主人は八王子に戻り、徳利を目印にした宿屋を開業。それが「徳利亀屋」の始まりでした――というお話です。
この「徳利亀屋」は横山町にありました。今もユーロードにある「黒沼鰹節店」は「徳利亀屋」を発祥とするというから驚きました。
ファンタジーと現実の歴史が融合するのも「横山町」ならではですね。
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