●なぜ今家を買うのか
家を買うことは、人生の中でもトップクラスで大きな金額の買い物になるはずです。そのような大きな決断には、さまざまな理由が伴います。
たとえば、結婚や出産などの家族構成の変化、家を買うための収入・貯蓄が安定してきたなど仕事やプライベートの状況を踏まえて、なぜ今家を買うという判断に至ったのかを整理してみましょう。
また、住宅ローンの借り入れは、年齢が経過するにつれ、審査が厳しくなりますので、そのような外的要因についても考慮する必要があります。
その上で、家を買うタイミングは今が適切なのかどうかを判断してください。
●どんな家に住みたいか
家を買う場合、家の種類や条件などを具体的に決めておく必要があります。
その理由は、新築か中古か、戸建てかマンションかなどによって、大きく金額や条件が変わるからです。
物件は大きく注文住宅、新築一戸建、中古戸建、マンションの4つに分けられ、それぞれもつ特徴やメリットデメリットが異なります。
戸建の場合は建物だけでなく土地についても考える必要があり、マンションの場合は購入後の管理費・積立金・駐車場費用について考慮する必要があったりと、注意すべきポイントも変わってきます。
そして、家に求める条件や希望に優先順位をつけておきましょう。
たとえば、子育てが安心して行える環境なのか、駐車場二台可能の家なのかなど譲れない条件や希望を定めておくと、家を買う際に迷いが少なくなります。
●資産価値は問題ないか
家を買うことは、同時に資産を手に入れることでもあります。
そのため、買う家にどれだけの資産価値があるのかを把握しておくことは重要です。
不動産の資産価値は、家の立地や敷地の広さ、方角、道路間口、築年数、駅からの距離などさまざまな要素から算出されます。
それらをきちんと把握することで、資産価値の把握につながります。
一戸建ての場合、建物が乗る土地について再建築時の土地造成コストについても考える必要があります。ここは土地の目利きが出来る、不動産業者にアドバイスを受けるといいでしょう。
物件を沢山見ると土地の顔も分かる様になります。
また、八王子エリアは物件の土地の面積が大小様々。
土地評価の低いエリアでも敷地面積が極端に広い物件もあり、周辺相場より高い取引値で売れる物件もあります。
エリアごとおおよその不動産相場を知っておくことで、家を買う際の重要な判断基準となります。
同時に売却に関しても考えておく事で、リスクに関しても対応できる物件選びが出来ます。
【物件編】家を買う時の注意点
物件選びの注意するポイント、4つご紹介。
●周辺環境のチェック
最初に家周辺の陽当り風通し、交通アクセスをチェック。
バス便の場合は実際の通勤時間に乗ってみると利便性を確認できます。
●災害リスク
家の周辺の山、川があれば災害の際のシュミレーションをたてましょう。
役所のハザードマップで見ていただくとく詳しく分かります。
単にハザードエリアだから候補から外すのではなく、浸水想定の水位を確認、火災保険の水災を付帯してリスクに備える事で総合的に検討します。
●治安とセキュリティは問題ないか
周辺の治安を知る事も大切です。静かな住環境も理想ですが、物件までのルートの暗がりも不安です。
戸建ての場合はバルコニーと電柱が近いのであれば侵入リスクなど様々な面から防犯面を考慮します。
二階にもシャッターがある物件や窓ガラスに防犯フィルムを施工する等、建物側の対応でセキュリティーも向上します。
●メンテナンスの必要性・頻度
戸建ての場合、外壁屋根は15年から20年の間に塗装とサイディングのシール打ち替えをして、サイディングが痛む前に対処しておきます。
中古戸建は修繕履歴も確認して今後の修繕予定に組み入れます。
リフォーム済みの物件は当面はメンテナンスは不要ですが実施したリフォーム項目を確認しましょう。
マンションの場合はご自身でメンテナンスをする事はありません。
管理組合で決議をしながら役員や管理会社から業者を手配します。
不動産業者にマンションの「調査報告書」を貰い、大規模修繕の履歴と計画、修繕積立金残高を確認します。
【お金編】家を買う時の注意点
営業担当に相談して、必ず資金計画を確認しましょう。
まだ買うと決まっていなくても不動産の営業担当はすぐに資金計算書を作成出来ますので、遠慮なくご相談下さい。
事前にお金の関しての情報を得ておく事が大切です。
●物件購入に掛かる諸費用や税金の把握
物件価格と選ぶ銀行によって諸経費も変わりますが、おおよそ価格の8%が諸経費と言われてります。(登記、銀行ローン関係費用、火災保険、仲介手数料等)
ちなみに弊社LIXIL住まいる不動産では新築建売の仲介手数料(価格の約3%+6万円の消費税 価格3000万円の物件は105万円)が無料となりますので手持ち資金の確保や、ローンの借り入れ審査にもゆとりが出来ます。
固定資産税・都市計画税は土地評価と面積によって変わりますので事前に確認しておきましょう。
●住宅ローンの金額・完済時年齢
本体価格・諸経費・自己資金からローン借入額を計算します。
完済年齢は80歳ですが、ご自身の退職時年齢も併せて借入プランを検討します。
●親からの資金援助の有無
親御さんからの資金援助もあれば借入額も軽減します。
住宅購入資金の贈与税の対象となりますので非課税枠も確認しましょう。
省エネなど物件によって非課税枠もかわります。
家の購入で後悔しないための5つのポイント
住宅購入で後悔しないために5つのポイントをご参考ください。
1将来のライフプランのイメージを固める
家を買う際にはその時の状況のみならず将来的なライフプランのイメージを固めましょう。
お子さんがいる場合は成長を考え通学利便・安全面も考慮します。
ご夫婦の老後のについても考える必要があります。
2無理のない資金計画を立てる
家を買う際には土地建物の他諸経費もかかります。
現在の家賃から検討するか、年収から検討するか、長期的に無理なく返済出来るプランを検討しましょう?
3計画に合う物件を探し、現地に足を運ぶ
現在はインターネットを利用して周辺環境や駅までの利便も確認出来ますが、ご自身で足を運び確認するのが大切です。
とにかく行動する事で多くの情報を得る事が出来ます。
※ネットでの情報は調べ方によっては、全ての情報ではないので行動による確認を併せると便利です。
4間取り・建物配置や設備を確認する
完成した新築なら陽当りもはっきりと確認出来ますが、未完成物件は建物配置図で確認、窓位置や陽当りを確認します。
足場が組まれていると一見暗く庭先も狭く感じますが建物配置図などで隣接建物の距離を把握します。
設備についてはガスの種類によってランニングコストも考慮します。
太陽光発電設備付きの物件なら設備代金の支払いと、電気代の軽減によるメリットも含めて判断します。
5契約書は熟読し不明点を残さない
契約書の熟読といっても契約書類はかなりの情報量。
事前に取引事例を貰う、疑問点をピックアップして対面でどんどん質問するのが分かり易く不明点の解消になります。
八王子・日野エリアで新築一戸建てを検討のお客様
八王子住まいる不動産は、新築戸建を仲介手数料無料にてお取引。
お客様の「家族への気持ち」を形に出来る様に、夢のマイホーム購入を全力でサポートさせて頂きます。
今回は「家さがしの注意点!!買ってから後悔しないための抑えておくべきポイント!!」でした。
最後までご覧いただきありがとうございます。