八王子市長房町――「皇室にゆかりの深い、健武の里」
知りませんでした。「ながふさ」ではなく、正しくは「ながぶさ」だったとは!
八王子市民なら、長房といえば「団地」を連想しますが、このエリアには、戦時中、陸軍幼年学校が置かれていました。当時は「健武台」と呼ばれ、陸軍のエリート教育が行われていました。
さらに歴史を遡れば、縄文時代の居住跡(=船田石器時代遺跡)も発見されたように、ふるくから人の集まる土地だったようですね。
町西部は「武蔵陵墓地」。大正天皇、昭和天皇と天皇皇后両陛下のお墓があります。
この地が選ばれたのは、万葉集にちなむことと、やはり地盤が強いことが理由とのことです。
私もよく散歩で訪れるのですが、陵墓に至る参道の杉木立には毎回感動します。調べてみると、この杉は京都から取り寄せた北山杉なのだそうです。90年という歳月を経て、2メートルほどだった杉の木は現在20メートルを超えるほどに成長しています。
「陵」の南にあるのが「陵南公園」。こちらは東京オリンピックの自転車競技場として建設され、終了後の1968年、公園として整備されました。